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科研費プロジェクト終了のご挨拶

2021.07.30

 昨年度末(令和3[2021]年3月31日)を持ちまして,5年間にわたって取り組んでまいりました平成28~令和2年度日本学術振興会科学研究費補助金基盤研究 (A)(一般)「高大接続改革の下での新しい選抜方法に対する教育測定論・認知科学・比較教育学的評価(課題番号 16H02051)」の研究プロジェクトを終了いたしました。この間,大学入試改革を中心とした「高大接続改革」の荒波に大学入試の現場は翻弄され続けました。「高大接続改革」は令和元(2021)年末に大きな転換期を迎えましたが,今度は突然現れた新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の猛威に席巻され,苦難の時期が続いています。

 本研究プロジェクトは「速報性」をモットーにリアルタイムで現在進行中の研究プロセスを継続的に発信していくことを心がけてまいりました。「研究報告」にその足跡が残されています。本ウェブサイトは,当面,維持いたしますので,大学入試に関わる様々な状況を傍目で見ながら走ってきた我々の研究活動の記録を改めてご確認いただければ幸いです。

 なお,幸いにして本研究の後継となる科学研究費プロジェクトが新たに始まることになりました。令和3~7年度日本学術振興会科学研究費補助金基盤研究 (A)(一般)「コロナ禍の下での大学入試政策及び個別大学の入試設計のための総合的大学入試研究(課題番号 21H04409)」と称します。今後は,基盤を新しい研究プロジェクトに移し,これまで同様,継続的に大学入試の現場で重要となる課題に取り組む所存です。現在進行中の科学研究費助成事業(学術研究助成基金助成金)挑戦的研究(開拓)「『大学入試学』基盤形成への挑戦――真正な評価と実施可能性の両立に向けて――」とともに,どうかよろしくお願いいたします。

 

研究代表者            
東北大学高度教養教育・学生支援機構
教授 倉元直樹

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